

バイナリーオプションは為替や株式の動きを予想する金融商品です。つまり基本は相場。
こちらでは、そんな相場に大きな影響を及ぼす世界情勢やその見方をまとめてみました。
これを知ってるのと知らないのでは大違いですよ!
- この記事でわかること
- 相場が変化する理由
- 世界情勢が相場に影響を与える理由
- 今注目の世界情勢とその見方
世界情勢と相場の関係
テレビや新聞ニュースを見てみると、毎日世界でいろいろな出来事が起きていることがわかります。
例えば、どことどこの国の関係が悪化しているだとか、どこの国でデモが起きているとか。
こういった世界の動きや生活の流れを世界情勢といったりしますが、これらが遠くで起きていることだからといって私たちに全く関係がないといえばそうでありません。
世界情勢とは、政治や経済といった社会が変化していく物事のなりゆきや様子。
というのも、世界情勢によっては私たちが支払うものの値段が上がったり、企業や仕事場から貰える給与が変わったりするからです。
為替や株式といった相場に関しても同じことが言え、世界の出来事ひとつで相場が大きく動いたり、転換したりするので、こういった情勢はバイナリーオプションにおいても注目すべき情報となります。
- POINT
- 世界情勢とは、政治や経済などが変化していく物事のなりゆきや様子
- 世界情勢は私たちの生活や相場に密接な関係がある
世界情勢が相場に与える影響と仕組み
上で世界情勢が私たちの生活に大きな影響を与えるとご説明しましたが、具体的にはどのように相場に影響を与えるのでしょうか。
それにはまず、相場の仕組みを理解する必要があります。
相場が変化する仕組み
相場とは、ものやサービスが交換されるときの値段や価格をいいます。
そしてこの相場には「定まった値段や価格」というものがなく、つねに何かの出来事で相場は変化します。
農作物を例に考えてみましょう。例えば、毎年10トン収穫があった作物は今年は不作で5トンしか取れないとします。
すると今年の収益が半分となってしまうので、そのマイナスをなくすために値段を倍にするかもしれません。
そうなってくるとその作物を使って別のものを作っている人たちがいたとしたら、その人たちも当然価格を変更しますよね。
例えばお米の価格があがるとそれを原料とするお酒の価格も上がります。
これが相場に定まった価格がない理由で、何かの出来事で値段が大きく変わるという理窟です。
- POINT
- 相場はつねに変化する
- いろいろな出来事で価格が変わり、その変化がほかに変化を与える
世界情勢が相場に与える影響
上で相場が変化する仕組みをご紹介しましたが、これをさらに大きな視点から見たのが世界情勢による相場への影響です。
もう一度、別の例で考えてみましょう。
例えばアメリカが世界の大半の生産量を持つ商品を生産しているとします。
ほとんどの国がアメリカからその商品を買っていましたが、「何か社会的な出来事」でアメリカがその商品を生産できなくなりました。

するともうその商品を買えなくなった他国にとって、その商品の対価である米ドルが必要ではなくなりますよね。
そうしたら、これ以上ドルを持っていても仕方がないのでドルを売っていまおうと思うかもしれません。これが為替相場が大きく変化する仕組みです。
そして、少し回りくどくなっていましたが今回お伝えしたいのは、この「何か社会的な出来事」とその影響を見ることができればバイナリーオプションでも勝つことができるということなんです。
- POINT
- 世界情勢は、相場に大きな影響を与える
- 世界情勢を知ることで、相場の動きが読める
いま注目の世界情勢
それではここからが本題のいま注目の世界情勢を見ていきましょう。
こちらでは、現在進行形で、かつニュースや重要人物の発言が大きな影響を与える世界情勢を見ていきたいと思います。
米中の貿易摩擦(2018年~)
1つ目の注目すべき世界情勢は、2018年に始まった米中の貿易摩擦です。
貿易摩擦とは、貿易をする上で2カ国間で生じる対立。状況が悪化すると不自然な物価の上昇や企業の業績悪化をもたらす。
事の発端はアメリカが中国の生産している鉄にかけている関税を上げたことがきっかけです。
これに対し中国は報復としてアメリカからの輸出品にかけている関税を上げました。
それを受けアメリカはまた関税を上げ、中国もおなじく関税を上げるなど報復し合っている状況が続いています。
そしてこの貿易摩擦は為替を大きく動かす要因で、とくに関税を上げるや相手国に不利な対策を行うといった報道があると米ドルが大きく動きます。
そのような報道があったときのねらい目は、ドル円(USD/JPY)のLOWです。詳しくはこちらで解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
イギリスのEU離脱(2016年~)
2つ目の注目すべき世界情勢は、2016年に国民投票で決まったEU離脱です。
EU離脱とは、イギリスがEU(ヨーロッパ連合)からの離脱を決めたこと。2019年10月をもってEUから正式に脱退することになっている。
イギリスがEUを離れることになったのは、東ヨーロッパ諸国からの移民の増加やギリシャの破綻によるEU危機などに国民が不満を持ったからです。
そこで国民投票で2019年に離脱をすることが決まったんですが、EUとの取り決めといった交渉が現在も難航しておりたびたび延期や「合意なき離脱」の話が持ち上がります。

合意なき離脱とは、EUとの取り決めなしにEUを離脱すること。合意なき離脱になると経済へのショックが大きいとされています。
バイナリーオプションでのねらい目は、ポンド円(GBP/JPY)です。
EU離脱の話が進んだり、EU離脱の交渉がEUとうまくいっていないといった報道が出たときに、ポンドが売られ円が買われるといった傾向があります。
このEU離脱もしっかり勝てるチャンス。EUやイギリスの動向はつねにチェックしておきましょう。
香港のデモ(2019年~)
3つ目の注目すべき世界情勢は、日に日に激化する香港のデモです。
2019年6月から始まったデモにより、香港では連日100万人を超える市民が警察隊と激突するなど危険な状態が続いています。
香港デモが起きたのは、香港政府が「逃亡犯条例改正案」を議会に提出したのがきっかけです。
逃亡犯条例の改正案とは、犯罪人引き渡し協定を締結していない国・地域に、容疑者を引き渡しできるようにする条例
この「中国本土や台湾・マカオの要請で犯罪者を引き渡す」という条約がいったん締結されると、中国本土の影響力が強くなると考えた香港市民はそれに反対するためにデモを起こしました。
デモの規模が大きくなりさらに過激化していくと、物理的に危険な状態になるため企業が拠点を移すなど企業の株価が下がったりします。
そしてこちらもリスク回避や株安を嫌った、円高ドル安が進むといった状態が続きます。
バイナリーオプションをするときは
以上が現在相場に影響を与えている社会・政治情勢です。
これらの報道があったときはリスク回避の傾向から円高(JPYのLOW)が進むというのはしっかり覚えておきましょう。
ちなみにバイナリーオプションをねらうときは報道をしっかり確認し、違う要因ではないかを見て取引をすること。
また分析ツールを使ったり、長めの取引時間(15分~1時間)などで勝利の精度を上げることも大切です。

世の中のニュースを聞いたとき、これから相場がどう動くか理解できたら勝率は大きくあがりますよ!
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