

こちらは、ハイローオーストラリアが違法行為を行っているかを調べた記事です。
ハイローオーストラリアとは、海外バイナリーオプションの中でもバツグンの人気を誇る業者ですが、中には違法行為を行っており、もうすぐ取り締まられるとの声もあります。

そこで今回は、日本の法律と照らし合わせながら、ハイローオーストラリアが本当に違法行為を行っているのかを調べてみました。
- この記事でわかること
- ハイローオーストラリアの業務は違法か
- ハイローオーストラリアの利用は違法か
1. バイナリーオプションは合法
始めに、法律におけるバイナリーオプションの立ち位置をご紹介したいと思います。
まずバイナリーオプションは、法律のくくりでは金融商品取引業にあたります。
金融商品取引業とは、金融商品取引法という法律によって規制を受ける業務・サービス。
いわゆる株式、債券、投資信託といった商品サービスを提供する業種がこれにあたり、バイナリーオプションもこれらと同じ投資関連の業種ということになります。
つまり、バイナリーオプションは合法の金融サービスということですね。
業者は内閣総理大臣への申請が必要
バイナリーオプションは、法律では金融商品取引業に分類される合法のサービスです。
しかし、そのサービスを提供する業者は、内閣総理大臣に登録を申請する必要があります。
“金融商品取引業とは、金融商品取引法第2条第8項に掲げる行為のいずれかを業として行うことと定義され、そのいずれかを業とする場合には、原則として内閣総理大臣の登録を受ける必要があります。” 金融商品取引法制について

これは、金融商品取引法で定められた法律であり、言い換えると、登録を受けていない業者は違法ということになります。
2. ハイローオーストラリアは無登録
バイナリーオプションを営む業者は、すべて登録を受ける必要がありますが、ハイローオーストラリアはどうでしょうか。
まず、ハイローオーストラリアはオーストラリアを本拠地としていた企業で、オーストラリアの金融庁の登録を受けています。
しかしながら、ハイローオーストラリアは日本への登録は行っていません。
事実、無登録で業務を行っていたとして2015年に警告書が発行されたことがあります。
警告書は、無登録の業者がその業務の勧誘を行ったときに発行されるもので、ハイローオーストラリアはインターネットを通じてバイナリーオプションの勧誘を行ったとされ警告されました。
つまり、ハイローオーストラリアは違法行為を行っていたことになります。
しかし、これはあくまで警告の段階で、サービスの全面停止を命じられるような行為ではありませんでした。
3. 2019年に事業を移行
日本に無登録でサービスを提供していたハイローオーストラリアですが、この問題を受けてか、2019年にオーストラリア以外の国へのサービス提供を終了します。
しかし、完全にオーストラリアだけの運営に切り替えたというわけでなく、マーシャル諸島共和国に新しく事業所を設立しサービスの継続を行いました。
こちらが以前と新しく設立されたハイローオーストラリアの会社概要です。
移行前 | 移行後 | |
会社名 | HighLow Markets Pty Ltd | HLMI Ltd |
所在地 | Level 14, Macquarie House 167 Macquarie Street Sydney, NSW 2000, Australia | Trust Company Complex, Ajeltake Road, Ajeltake Island, Majuro, Republic of the Marshall Islands MH 96960 |
設立年月日 | 2010年5月10日 | 2019年4月29日 |
会社番号 | 143 553 628 | 100959 |
業務内容 | 1. 外国為替証拠金取引仲介業務 2. インターネット上で行う外国為替取引に関する業務 3. 外国為替の売買・媒介業務 4. 外国為替に関する情報提供サービス |
1. 外国為替証拠金取引仲介業務 2. インターネット上で行う外国為替取引に関する業務 3. 外国為替の売買・媒介業務 4. 外国為替に関する情報提供サービス |

つまり、正確に言えば、2019年以前と以後のハイローオーストラリアは全く別の会社ということになりますね。
新しく設立されたHLMI Ltdは、マーシャル諸島共和国の事業会社法の規定に基づいて営業しているとのことです。
しかし、別の場所に拠点を移したからといって日本での営業が認められたというわけでなく、また勧誘が発覚すれば違法となる可能性はあります。
4. ハイローオーストラリアで取引するのは違法?
これまで、ハイローオーストラリアの業務に関する違法性について話をしてきましたが、私たちユーザーがハイローオーストラリアを利用するとどうなるのでしょうか?
結論から言えば、ハイローオーストラリアでバイナリーオプションをすることは違法ではありません。
というのも、登録を業者に強いるのは業者とユーザーのトラブルをなくすため。
すなわち、ユーザーを守るための法律で、バイナリーオプションをすること自体を違法としているわけではないからです。

バイナリーオプション業者側からの勧誘は取り締まりますが、こちらからの利用を禁じているわけではないということですね。
ちなみに、金融庁は以下のように利用の注意を促しています。
“無登録の海外所在業者は、業務の実態等の把握が難しく、仮にトラブルが生じたとしても業者への追及は極めて困難ですので、無登録業者との契約は行わないようにしてください。” 無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください
トラブルが起きても追及が困難なため、やめて下さいとありますね。
言い換えると、やってもいいけどトラブルになっても知らないよということです。
5. ハイローオーストラリアは信頼できる業者
上でご紹介した内容をまとめると、ハイローオーストラリアが日本のユーザーを勧誘するのは違法ですが、ユーザーがハイローオーストラリアを利用するのは違法ではないとわかりました。
そこでここからは、ハイローオーストラリアを利用しても大丈夫なのか、信頼できる業者なのかをご紹介したいと思います。
無登録ということでトラブルが起きても追及できないのは確かですが、そもそも追及の必要性が出てくる可能性があるかです。
これに関しては、以下の2つの理由からハイローオーストラリアは信頼できると断言できます。
5-1. 運営歴が10年目に突入
1つ目のハイローオーストラリアが信頼できる理由は、運営歴が10年目に入るから。
運営歴が10年というのはバイナリーオプション業者の中でもかなり長い方です。
バイナリーオプションには過去に多くの業者がありましたが、資金を集めて逃げたり、運営が悪く潰れたりとなかなか続くものはありませんでした。
それが2019年で10年目に突入するということで、ユーザーがちゃんといる、運営が上手くいっているということを証明しています。
5-2. 目論見書でトラブルの元を定義している
ハイローオーストラリアが信頼できるもう1つの理由は、目論見書でトラブルの元になる内容をしっかり定義している点にあります。
目論見書とは、金融商品取引業者がその事業内容を説明する文書。利用者に向けて発行される。
この目論見書のなかでは、ハイローオーストラリアで発生し得るリスクやそのリスクを最小限にとどめる方法、また何が禁止行為にあたるといった利用上の注意を事細かく定義しています。
そのため、トラブルが起きたとしても対処がしやすく、こちら側も記載されている情報を使って追及しやすくなっているんです。
6. 口コミで悪い評判も聞くけど?
上でハイローオーストラリアは信頼できる業者とご紹介しましたが、中にはハイローオーストラリアを悪徳業者のように言う口コミもあります。
それらの多くに共通するのは、約定拒否と口座凍結に関する口コミです。
ここでは、それらの悪い評判もしっかり見ておきましょう。
(口コミは2chから引用しています。引用元:2ちゃんねる掲示板)
ネガティブな口コミ:(一部省略)
“今日、約定拒否多すぎ”
“都合が悪くなると約定拒否する”
“詐欺らんでも儲かるなら約定拒否とスプレッドなくしてくれ”
“勝ち組は容赦なく凍結して追い出すからな”
“勝ちすぎると意味不明の口座凍結”
約定拒否とは、購入ボタンを押してもエントリーできないことをいいます。
ハイローオーストラリアでは、この約定拒否が多いとの声があります。
またもう一つの口座凍結とは、ルール違反によって取引や入出金が禁止されることです。
こちらもハイローオーストラリアではよくあると耳にします。
しかし、これらの約定拒否や口座凍結はハイローオーストラリアの都合でされるものではなく、明確な理由があって行われます。
6-1. 約定拒否がある理由
まず約定拒否に関しては、ハイローオーストラリアは、価格変動などでレートがズレたときはシステムではじく設定をしているとのことです。
オプションを購入しようとした瞬間にレートが動いた場合、お客様が取引画面上に表示されたレートを基に意図した約定レートでのお取引ができなくなる恐れがあるため、そのような注文はシステム上、受け付けられない設定になっております。引用:よくある質問
つまり、価格がズレて望んでいない価格で約定するのはトラブルの元になるからという理由です。
また約定拒否をされたからと言って資金が減るわけではありません。
そのため約定拒否 = 詐欺という考え方は誤りといえます。
約定拒否に関する口コミ:(一部省略)
“拒否されて結果的にエントリーされてたら負けてたことも、ラスト1秒でまくって勝ちなんてのもしょっちゅうある。 もちろん逆もあるが、それは全て自分の能力のせい以外何者でもない”

約定拒否がなかったら勝てていたのにという気持ちもわかりますが、反対に約定拒否で救われることもあるんです。
6-2. 口座凍結がある理由
口座凍結に関しても、正統な理由があります。
口コミの多くは、勝ちすぎると口座が凍結されるとありますが、問題はその勝ち方にあります。
例えば、トレーダーの中には多額の金額で連打という手法を取る方もいます。
こちらは少し極端な例ですが、実際のところこのような取引をする方はいるんです。
このような取引をされるとハイローオーストラリアは破産に追いやられ、一部のトレーダーのために他のトレーダーがお金を失うことになりかねません。
口座凍結に関する口コミ:(一部省略)
“本人は連打でないと思っていても数秒、数十秒に一回取引すれば凍結になるかもしれない。 最低5分以上の間隔を開けつつ、一つの満期で15以上のポジを持たなければ凍結はない”

約定拒否も凍結も本人からすれば不服かもしれませんが、このようなルールがあるから私たちがバイナリーオプションをできるんです。
7. まとめ
こちらではハイローオーストラリアが違法行為を行っている業者かをご紹介しました。
その内容をもう一度振り返ると以下のようになります。
- まとめ
- バイナリーオプションは金融商品取引業
- 日本で金融商品取引業を営むには登録が必要
- ハイローオーストラリアは無登録
- 業務の勧誘を行い警告されたことがある
- 所在地をマーシャル諸島に移行し、事業会社法にもとづいて運営
- バイナリーオプションは自体は違法ではない
- ハイローオーストラリアではトラブルが起きにくい整備と信用がある
- 約定拒否も凍結も正当な理由がある
結論としては、ハイローオーストラリアは無許可でユーザーを勧誘したという違法行為を行ったことがありますが、違法から想像できる詐欺行為や悪どいサービスといったものは一切ありません。
事実、ハイローオーストラリアの評価や信頼はとても高く、やはりバイナリーオプションといえばココと言えるだけのサービスや理由があります。
今回ハイローオーストラリアについて何も知らずにこの記事を見て下さった方は、まずは公式サイトをチェックしてみましょう。

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