

バイナリーオプションは株式や他の投資商品に比べると、危険といったネガティブなワードをよく見かけます。
ときには、バイナリーオプションをただのギャンブルだという人も。
しかし私たちは当たり前のように使っていますが、そもそもギャンブルとは何かご存知ですか?
こちらではギャンブルの持つ性質をご紹介した上で、バイナリーオプションがギャンブルにあたるかをご紹介したいと思います。
- この記事でわかること
- そもそもギャンブルとは何か
- バイナリーオプションはギャンブルか
1. そもそもギャンブルとは何か
ギャンブル(gamble)とは、日本語でいう賭け事、博打に当たる外来語です。
この言葉の由来は、game(ゲーム)という言葉から生まれたと言われ、ゲームをして遊ぶ中でお金をかける行為をいいます。
しかし、この定義には少しあいまいな点があり、例えば「友人とトランプをしていて、そこにお金が発生してもそうなのか」などの問いかけも出てきますよね。

そこでこちらでは、始めにギャンブルとは何か、法律などの解釈をもとに定義していきたいと思います。
1-1. 偶然の勝負にお金を賭けること
ギャンブルは、日本語でいう「賭博」と同義語でとらえらること多いです。
この賭博とは、勝敗がまったくの偶然で決まるものごとに、お金をかけることを言います。
つまり、運で決まるようなものごとにお金をかけることがギャンブルです。
ただこの賭博は、社会の風俗を害する行為として処罰の対象にあるとされ、現在の日本の法律でいえば違法行為にあたります。
賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。(刑法第185条)
そのため、野球の試合の勝ち負けを予想してお金を賭けるといった行為は、賭博にあたり違法行為となります。
ただし、実際のところこの賭博はグレーな点が多く、実際にパチンコや宝くじ、競馬といった合法的な賭博があるぐらいです。
- 合法のギャンブル
- 競馬、競艇、競輪、オートレース
- 宝くじ、スピードくじ、totoなど
- パチンコ、パチスロ、麻雀
- オンラインカジノ
2. ギャンブルが違法行為とされる理由
上でギャンブルは合法に認められている物をのぞいて違法行為だとご紹介しました。

ではそもそもなぜギャンブルは「社会の風俗を害する行為」として刑法の処罰にあたいする行為なのでしょうか?
2-1. 依存性があるから
1つ目の理由は、依存性があるからです。
ギャンブルをしたことがある方はわかると思いますが、賭け事をやっているときは勝利への期待から快楽や、それを裏切る落胆といった精神が興奮した状態となります。
実はこのとき私たちの体では、ドーパミンという快感や興奮を促す物質が分泌されており、依存症の人はこの物質が恐ろしく過剰に分泌されています。
このドーパミンの過剰分泌によって、冷静な判断をできなくなった人が大損したり、借金をしてまでつぎ込むという人も。
しかもこの依存症は、ただ金銭面での問題というわけでなく、うつ病や精神疾患、貧困、自殺、虐待、犯罪といった社会問題も引き起こしてしまいます。
そのため、このような依存者を少なくするために法律で規制を加えているんです。
2-2. 社会が回らなくなる危険があるから
2つ目の理由は、ギャンブルが社会の仕組みを壊してしまう可能性があるからです。
例えば、ギャンブルで儲けた人を見たとき、いま自分のやっている仕事がばからしく思えることがありませんか?
これが取り締まりの対象となる理由の1つで、ギャンブルをやっていない人の勤労意欲を奪うという可能性があげられます。

また、やっている人自身も勝てば働かなくていいと考えるようになってしまうのもギャンブルの怖いところ。
そしてそのような人が増えると、社会全体の仕組みが回らなくなるという結果をもたらす可能性が出てくるので、「社会の風俗を害する行為」とされているんです。
3. ギャンブルと投資の線引き
上でギャンブルの持つ特徴と規制される理由をご紹介しました。
ここからは、違いがわかりにくい投資との違いをご紹介したいと思います。
ここでいうギャンブルは、合法の競馬や宝くじといったものを対象として違いを説明していきます。
3-1. ギャンブルには、収益を上げる胴元がいる
ギャンブルと投資の明確な違いは、ギャンブルには胴元と呼ばれる主催者がいて、経費や税金を差し引かれた残金を当たり外れによって分配するという仕組みにあります。
例えば競馬だと、どれくらいみんなが馬券を買うかで倍率が決まり、人気がある馬券は倍率が小さく、人気がない馬券は倍率が高く設定されています。
このとき、たとえ投票数が多い馬が勝っても、大穴とされる馬が勝っても、主催者である胴元が必ず収益を上げられる仕組みができているのがギャンブルです。
一方、株式やFXといった投資商品は、証券会社といった手数料をとる仲介者はいますが、基本的に買い手と売りとの売買契約で取引が行われます。

投資には、胴元といった利益を必ず得る親元のような人は存在しません。つまりこの胴元がいるかいないかがギャンブルと投資の線引きとなります。
4. バイナリーオプションはギャンブルか?
いろいろ前置きが長くなりましたが、ここからが今回のメインテーマ「バイナリーオプションはギャンブルか?」です。
結論からいえば、バイナリーオプションはギャンブルの特徴をもった投資商品です。
その理由を上でご紹介したギャンブルや投資の定義に当てはめていきたいと思います。
4-1. 偶然の勝負に賭ける行為でもある
始めに、バイナリーオプションは為替や株式といった相場の上がり下がりを予想するものです。
しかしこれらの相場には不規則性(ランダムな要素)があり、偶然の勝負に賭けるといった特徴を持っています。
そしてこの特徴からバイナリーオプションをギャンブルとみなすことができるかもしれません。
しかし、バイナリーオプション業者によっては金融庁に登録しているところもあるので、違法行為であるギャンブルとは正確には言いにくいです。
4-2. 収益を上げる胴元がいるようでいない
バイナリーオプションには、ギャンブルでいう胴元のようなバイナリーオプションを運営する業者があります。
しかし、ここには胴元が必ず勝つといった仕組みはありません。
なぜなら、バイナリーオプションは為替といった外の相場の値動きに依存していて、そこに業者の手がとどくような裁量を持っていないからです。

そのため、胴元が必ず勝って参加者の多くが負けるといったギャンブルの特徴を、ここには見出だすことができないんですね。
4-3. ギャンブルのような依存性はある
バイナリーオプションには、上で上げた偶然の勝負に賭けるといった特徴があるので、依存性がまったくないとはいえません。
またバイナリーオプションには勝敗決まる判定時間があるので、おもいきり負けを突き付けられます。
判定時間がないFXなんかは、損が出ていてもまたぶり返して利益に転ずることがありますよね。
こういった要素から、バイナリーオプションにはギャンブルのような依存性があるといえます。
5. まとめ
こちらでは、バイナリーオプションはギャンブルか?といった問いに答えるため、ギャンブルとは何かについてお話してきました。
その結論としては、バイナリーオプションはギャンブル性はあるが、れっきとした投資商品だということです。
そのため、合法的にサービスの利用ができ、かつ参加者のほとんどが負けるといったものでもありません。
また相場の上がり下がりを予想するという、見たかぎり運次第のものに見えますが、相場は勉強しさえすればある程度動きを読むことができます。
ただし、負けるといったリスクが全くないといったわけではないので、バイナリーオプションに興味がある方は、まずデモ取引を始めることをおすすめします。

そして、実際に取引を体験した上でバイナリーオプションをやるべきかやらないべきかを判断してみて下さい!
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