

こちらでは、ボリンジャーバンドの設定方法や攻略法をご紹介しています。

テクニカル分析の中でもかなり使えるものなので、ここでしっかり使い方やエントリーのタイミングを知っておきましょう。
- この記事でわかること
- ボリンジャーバンドとは
- ボリンジャーバンドの設定方法
- ボリンジャーバンドを使った攻略法
1. ボリンジャーバンドとは
ボリンジャーバンドとは、MT4やトレーディングビューといった分析ツールで表示できる指標です。
このボリンジャーバンドでは、相場の上限と下限を予想することができます。
ボリンジャーバンドをチャートに追加すると、上のようにローソク足をおおうような線(バンド)が引かれます。
幅の広さが異なる線がいくつか見えると思いますが、これらの線は標準偏差という数値によって分けられたものです。
そしてこの標準偏差で、値動きがバンド内に収まる確率というものがわかります。
価格がバンド内に収まる確率
標準偏差1(±σ) : 68.3%
標準偏差2(±2σ): 95.5%
標準偏差3(±3σ): 99.7%
こちらの画像を見てください。
標準偏差2(±2σ)の線は、価格が収まる確率が95.5%ですが、このようにほとんどのローソク足が、バンド内で価格を上下させていることがわかると思います。
これはつまり、バンド内で価格が収まる → 価格がバンドを超えない → バンド付近で価格が反発するということです。

そのため、ボリンジャーバンドを使えば、相場が転換する点を見つけることができるんですね。
- ボリンジャ―バンドとは
- 相場の上限や下限を見る指標
- いくつもの線があり、それぞれ価格が収まる確率を表す
- 価格が収まる = その付近で相場が反発(転換)する
- 相場が反発(転換)する点がわかれば、エントリーしやすい
2. ボリンジャーバンドの設定方法
ボリンジャーバンドが何かわかったところで、続いてはボリンジャーバンドを表示させる方法を見ていきましょう。
今回利用するのは、無料でダウンロードができる分析ツールMT4です。
追加方法は、上のメニューにある①挿入 → インディケーター → ②トレンド → ③Bolinger Bandsです。
すると上の画面が表示されます。
下の項目を参考にボリンジャーバンドの設定を行いましょう。
①期間を設定(9日、20日、25日が一般的)
②標準偏差を設定(1、2、3)
③バンドの色を変更(好きな色でOK)
これらの設定が完了したら「OK」をクリックしましょう。
上では、標準偏差1(±σ)のバンドを設定しました。
同じ要領で、標準偏差2(±1σ)標準偏差3(±2σ)を追加していきましょう。
するとこのように3つのバンドが表示されると思います。
以上でボリンジャーバンドの設定が完了です。
3. ボリンジャーバンドを使った攻略法
それでは、ここからはボリンジャーバンドを使った攻略法をご紹介したいと思います。
上でご紹介したように、ボリンジャーバンドをみれば、相場が反発するポイントがわかります。
それを利用して取引する方法は、逆張りです。
逆張りとは、トレンドとは逆方向にエントリーする取引方法です。
この逆張りは、価格の転換点がわかるバリンジャ―バンドと大変相性がいいといわれています。
具体的な攻略方法は、ボリンジャーバンドの標準偏差2(±1σ)にローソク足が触れる、もしくは超えるときに逆張りをするというものです。
上の画像見て下さい。
チャートのローソク足がボリンジャーバンドに差し掛かりました。
なので、価格が落ち始めたところを確認し、逆張り(HIGHでエントリー)を行います。
結果としては、見事に価格が下落していますね!
この時のポイントとしてはローソク足に対して少し長めの取引時間でエントリーするということ。
バリンジャ―バンドにあたると急に価格が反発するのではなく、段階的にトレンドが転向していきます。

そのためチャートで見ている足よりも、すこし長めの取引時間でエントリーすることをおすすめします。
4. まとめ
こちらではボリンジャーバンドを使った攻略法をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
ボリンジャーバンドはかなり使い勝手のいいツールで、これを使って攻略しているトレーダーは多いです。
しかし、ボリンジャーが絶対というわけではなく、もちろんシグナル通り動かないときもあります。

そのため、その他のツールや経済ニュースも巧みに使いながら、少しずつ勝率を上げていきましょう。
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