

バイナリーオプションと聞くと、必ず出てくるのは詐欺という二文字。
このイメージがバイナリーオプションにあるのは、バイナリーオプションの持つ性質と、実際にお金をだまし取る悪い人達がいるという事実にあります。
特にバイナリーオプションは他の投資に比べ初心者でも簡単に始められるので、かっこうの餌食となりやすいです。
そこで今回は、バイナリーオプションが詐欺とされる理由、そして実際にいる詐欺業者(サイト・人物)の見分け方をご紹介したいと思います。
- この記事でわかること
- バイナリーが詐欺と言われる原因
- 初心者が陥りやすいバイナリーの落とし穴
- バイナリーの詐欺業者の見分け方
1. そもそもバイナリーオプションとは
バイナリーオプションとは、相場の値動きを予想して取引する投資商品です。
ルールは簡単で、相場が今から上がるか下がるかを予想するというもの。
そして、予想が当たれば報酬が貰えるというのがバイナリーオプションです。
バイナリーオプションでは、まず投資商品と投資額を決めます。
投資商品とは、米ドル、日本円といった為替や株式など実際に相場で取引されている商品。銘柄。
投資額とは、取引するときに掛ける金額。バイナリーオプションの報酬(以下ペイアウト)は投資額の何倍という形で支払われる。
バイナリーオプションには、為替や株式以外にも仮想通貨やゴールドといった商品があり、この中から自分が取引したい商品を選択して、その相場を予想します。
投資額に関しては、それぞれの業者で最低取引額、最高取引額などが決まっていますが、一回で投資できる金額は千円~数十万が相場です。
投資額を決めたら、続いては取引時間を選択します。
取引時間には1分、5分、1時間など様々な時間がありますが、選択した時間が経過した時の価格で勝敗が決まります。
取引時間が短い方が相場を予想するのが難しいので、ペイアウトが高いといった特徴があります。
取引時間を選択したら、次は相場が上がるか下がるかを予想します。
例えば、取引時間を5分と決めたら、5分後の相場が今より上がっているか下がっているかを予想するというもの。
上がっていると予想すればHIGH、下がっていると予想すればLOWを選んで取引を開始します。
取引を開始したら後は結果を待つのみです。
見事予想が当たれば、投資額に応じたペイアウトが支払われます。
一方、予想が外れると投資額がそのままなくなります。
2. バイナリーが詐欺と言われる原因
上でバイナリーオプションのルールは、今より相場が上がるか下がるかを予想するものと説明しました。
1回の取引における勝敗は1/2の確率なので、運だけでも勝てるのではないかと安易にバイナリーオプションを始める方が多いです。

しかし、そこにはバイナリーオプションが詐欺と呼ばれる原因や初心者が陥りやすい落とし穴が潜んでいます。
2-1. 勝敗がタイミング次第
バイナリーオプションが詐欺とよばれる理由に、勝敗がタイミング次第といった特徴があります。
バイナリーオプションは〇〇分後に今の相場が上がっているかといった予想をしますが、その〇〇分後にちょうど大きく値動きすることがあります。
このような例は実はよくあることなんですが、これに対し利用者は、運営側がわざと価格を落としたという「価格操作だ!」といって、バイナリーオプションを詐欺だと呼ぶ人がいます。
この勝敗がタイミング次第といった特徴が、バイナリーオプションが詐欺だと呼ばれる理由のひとつです。
2-2. 入出金ができないことも
バイナリーオプションが詐欺とされる理由に、入金・出金できないときがあるといった問題があげられます。
例えば、入金したにもかかわらず、まったく口座に入金額が反映されないことや、出金申請を出しているのに出金できないといったことがあります。
これには様々な理由がありますが、プラットフォームの不具合で入金ができなかったり、システムに支障が出てうまくいかないといった理由が多いです。

また業者によっては、キャッシュバックといったボーナスを設けているところがありますが、このキャッシュバックだけを持ち逃げさては堪らないのでボーナスに出金条件をきめるところもあります。
この条件を知らなかった利用者が、いざ出金しようとしたとき出金拒否に遭い、これを詐欺だと呼ぶようになったことが考えられます。
2-3. まわりの強引な誘導が多い
バイナリーオプションが詐欺と呼ばれるもうひとつの理由に、過度な広告や誘導が多いという点があげられます。
例えば、みなさんはアフィリエイトという言葉をご存知でしょうか?
このアフィリエイトとは、自分のホームページやブログで商品を紹介し、その商品を誰かが買ってくれると広告報酬がもらえるといった仕組みです。

バイナリーオプションにもこのアフィリエイトがあって、ユーザーを業者に紹介すればいくらといった報酬がもらえます。
しかし中には、アフィリエイトの報酬目的にいろいろな方法で無理やり登録させようとする悪い人もいます。(メルマガや広告なんかもそういった目的で行われることが多いです。)
そして過度にメリットばかりを押したり、めちゃくちゃな業者を紹介したり、強引に登録をすすめる人が目立ったことで、バイナリーオプションが詐欺だという印象を与えることになっています。
3. 初心者が陥りやすいバイナリーのカラクリ
以上が、バイナリーオプションが詐欺と呼ばれる原因とその特徴です。
ではなぜここで詐欺と呼ばれる理由を紹介したのかというと、バイナリーオプション自体は詐欺ではないという点を強調したかったからです。
というもの、バイナリーオプションはれっきとした金融商品で、業者によっては金融庁にしっかり登録しているものもあります。
ただし、バイナリーオプションもそこはビジネス。運営側も利益が出せるような仕組みを作らなければいけません。
そこで、おおくのバイナリーオプション業者には、初心者がとくに陥りやすい「カラクリ」というものが設定されています。
3-1. 確率の問題
1つ目は、確率の問題です。
バイナリーオプションは上がるか下がるかを予想するもので、一見その勝敗は五分五分と思われがちです。
しかし、それは1回の取引における「勝ち敗け」が50%であって、利益を出すための「勝率」が50%というワケではないんです。
例えばバイナリーオプションを2回するとして、利益を出せる確率はどうなるでしょうか。
答えは25%です。なぜなら利益を出すには2回連続で勝たないといけないためです。
1回目:勝ち、2回目:負け、利益:なし
1回目:負け、2回目:勝ち、利益:なし
1回目:負け、2回目:負け、利益:マイナス
1回目:勝ち、2回目:勝ち、利益:プラス
つまり、バイナリーオプションを2回取引した場合、利益を出せる確率は(1/2)ではなく(1/4)となるんです。
3-2. ペイアウトの問題
2つ目は、ペイアウトの問題です。
ペイアウトとは、投資金額に対する報酬をいいますが、1.8倍、1.9倍といったように投資額の「何倍」という形で設定されています。
実はここにも1つカラクリがあって、たとえ勝率が高くともペイアウトが低いと、バイナリーオプションでは結果損をしてしまうことになるんです。
例えば、1,000円でペイアウト1.8倍の取引をすると、勝てば800円の利益、負ければ1,000円の損失となります。
ゲーム数 | 勝敗 | 利益(累計) |
① | 〇 | +8,000円 |
② | × | -2,000円 |
③ | 〇 | +6,000円 |
④ | × | -4,000円 |
⑤ | 〇 | +4,000円 |
⑥ | × | -6,000円 |
これはつまり、5回負けた5,000円のマイナスを取り返すには、7回以上勝たないといけないということです。
そのためこういったペイアウトの問題から、勝っているはずなのに気がつけば残高が減っているということも多くあります。
4. バイナリーの詐欺業者の見分け方
これまで、バイナリーオプションが詐欺と呼ばれる原因とバイナリーオプションの注意点をご紹介していきました。
上で紹介した内容から、バイナリーオプションが詐欺ではなく「その仕組みや特徴から詐欺と考えられることが多い」とお分かりいただけたと思います。
しかしバイナリーオプションが詐欺でなくとも、その特徴をうまく利用して、利用者を騙そうとする「詐欺業者」はあとを絶ちません。
そこでここからは、絶対に騙されない「詐欺業者(サイト・人物)の見分け方」をご紹介したいと思います。
4-1. 金融庁といった政府機関に登録しているか
詐欺業者を見分ける方法として、その業者の会社概要や、金融庁への登録情報を見てみましょう。
とくに金融庁への登録は、その業者が詐欺目的で営業していないということを絶対的なものとする情報です。
そもそも金融庁への登録は、消費者保護やリスク回避が行われる仕組みがしっかりある業者しか行えません。

金融庁への登録といえば、仮想通貨が一時期話題となりましたね。無登録の業者で次々とハッキングといった被害がありました。
また登録をしたら終わりではなく、登録後も定期的な監査などを受けなければいけません。
逆をいえば、金融庁などに登録している業者は、資金も持って逃げることなどできないということです。
そのため、バイナリーオプションを始める前には、その業者がしっかり金融庁といった政府機関に登録をしているか確認しましょう。
4-2. 金融庁が警告する「勧誘文句」を使っていないか
詐欺とは、嘘の情報を伝えることで、相手からお金や金品をだまし取る行為をいいますが「嘘の情報」で相手を誘導するという点が詐欺のテクニックです。
金融庁によれば、投資に関連する詐欺的な誘導が多いとのことで、その手段として下のような言葉を使れやすいと公開しています。
「上場確実ですので、必ず儲かります! 元本も保証します!」引用:金融庁
「被害を回復してあげます。その代わり、別の商品(□□社の株式・社債など)を買ってください。」引用:金融庁
こちらではおもに株に関連する注意事項ですが、この手段はほぼ同じで「必ず儲かります」や「今まで負けた分を取り返す方法を教えます」といった言葉が詐欺ではよく使われます。
そのためこのような言葉を目にすることがあれば、まず怪しいと考えていいと思います。
4-3. 荒稼ぎしている情報を公開していないか
バイナリーオプションの詐欺は、何もバイナリーを運営する業者だけが行っているというワケではありません。
個人やグループもバイナリーオプションを使ってお金をだまし取る詐欺を行っています。
例えば、SNSなどで札束をちらつかせる画像や動画をみたことありませんか?
そのような人たちは決まって「稼げる方法をご紹介します」などといってコンタクトをとろうとしてきます。
その理由は、最終的に有料の教材を売りつけたり、詐欺業者への登録を促すことで儲けようとしているからです。
しかし、ここでみなさんに知ってもらいたいのが、バイナリーオプションはすべて「無料」で勝てる方法が勉強できるということ。

なので、誤っても絶対に有料の教材を買ったり、セミナーに登録するようなことはしないで下さい。(メルマガも禁物!)
4-4. その他のチェックリスト
以上の3点が詐欺業者(サイト・人物)を見分けるときの大きなポイントです。
ただし、詐欺を行おうとする人たちはあの手この手でわたしたちを騙そうとしてきます。
そのため上の3つに限らず、下記で紹介する内容も頭にいれて、業者選びを行いましょう。
- ※詐欺かもしれないサイン
- 有名人などの名前を出している
- どれぐらい勝ったといった自慢話が多い
- どこかで見たようなサイトのデザイン
- メリットばかりで、注意点をあげていない
- 別サイトに飛ぶボタンがとにかくでかい
- 会社概要、会社情報などを表示していない
- 支払方法が銀行振込のみと限られいる
5. 信頼できる業者の選び方
以上がバイナリーオプションで詐欺被害にあわないための方法となります。
逆をいえば、騙されないためには「信頼できる業者」を選べばいいということです。
それではここからは信頼できる業者の選び方をご紹介したいと思います。
安全に取引ができる業者を見分けるポイントとその理由を下でまとめてみました。
- 安全な業者を見分けるときのポイント
- 金融庁に登録している
- 取引の前に本人確認書類を提出しないといけない
- 無料で取引が体験できるデモがある
- ボーナスに出金条件がない、もしくは条件が簡単
- バイナリーオプションビジネスの運営歴が長い
これらの項目を満たしている業者はまず間違いなく安全でホワイトな業者といえます。
本来は、実際にみなさんでこのような業者を探してもらいたいところですが、そういった作業が面倒と感じる方のために、こちらで金融庁に登録している業者を1つご紹介したいと思います。
初心者におすすめはハイローオーストラリア
バイナリーオプションを始めたいという方は「ハイローオーストラリア」が1番おすすめ。
ペイアウトは最大2.3倍(あたれば投資額が2.3倍になる)で、稼げると評判の業者です。
またモバイルアプリも開発しているので、どこにいても好きなときに取引ができます。
しかも今なら、口座を開設して入金するだけで、5,000円のキャッシュバックが貰えます。(条件なし)
サービスもよくて、これほど信頼・評判ともに高い業者はなかなかありません。
ただしバイナリーオプションにはリスクが伴うので、その点を十分に考えた上で利用をおこなってください。
- こちらの記事で紹介した業者
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