

バイナリーオプションの攻略といえば、チャートやテクニカル分析が有名どころですが、実はこれらのようなツールを使わない攻略法もあります。
こちらでは、そんなツールを使わない攻略法のひとつモンテカルロ法をご紹介したいと思います。
- この記事でわかること
- モンテカルロ法とは何か
- モンテカルロ法のルールと勝てる条件
1. モンテカルロ法とは?
モンテカルロ法とは、バイナリーオプションの勝敗に応じて投資金額を上げていく方法をいいます。
倍率を(2、3、5)と上げていくグッドマン法や、負けたときに倍率を上げるマーチンゲール法の間をとったような方法です。
それでは、具体的なルールを見ていきましょう。
1-1. モンテカルロ法のルール
モンテカルロ法のルール
① 数列を作る
→(1、2、3)
② 両端の数字の和を投資する
→(1、2、3)=(1 + 3 = 4,000円)
負け:数字の和を数列に追加して②に戻る
→(1、2、3、4)⇒ ② に戻る
勝ち:両端の数字を消して②に戻る
→(1、2、3、4)⇒ ② に戻る
⑤ 数字がすべて消えるか、1つになれば終了
始めに(1、2、3)という数列を作り、両端の数字の和(1 + 3 = 4)= 4,000円で取引をします。
①(1、2、3)= ②(1 + 3 = 4) = 4,000円
この取引に負けたら、両端の数字の和を数列に足し(1、2、3、4)両端の数字の和(1 + 4 = 5)で投資します。
③(1、2、3、4)= ②(1 + 4 = 5) = 5,000円
今度は勝ちとなれば、両端の数字を消して(1、2、3、4)再度両端の数字の和(2 + 3 = 5)で取引します。
④(1、2、3、4)= ②(2 + 3 = 5) = 5,000円

ここでのポイントは負けたときに、ただ数字を追加するのではなく、両端の和を追加するという点ですね。
それでは、実際の流れを表にしてみてみましょう。
とこのように取引を重ねていき、数字がすべて消えるか、1つになれば終了となります。
2. モンテカルロ法のメリット
モンテカルロ法は、もともとカジノで使われていた手法で、モナコのカジノを破産に追いやったという都市伝説まである方法です。
そのモンテカルロ法のメリットは、2つあります。
2-1. 引き分け、負け越しでも利益が出る
1つ目のメリットは、勝率が引き分けや、負け越していても利益が出るという点です。
こちらは先ほどもご紹介した表ですが、勝敗を見てください。
3勝3敗の引き分けという結果だったにもかかわらず、6,000円の利益が出ていますね。
もしこれを全て同じ額でやっていたら、利益は出ていないはずです。
2-2. リスクが小さい
2つ目のメリットは、他の投資法よりリスクが小さいという点です。
例えば、負けた額の倍をかけるマーチンゲール法だと、連続で負けると資産が底をついてしまう可能性があります。
こちらは、モンテカルロ法(MO)とマーチンゲール法(MA)で取引をし、連続で負けたときの表です。
7回連続で負けると、MO法は49,000円の損失に対し、MA法では128,000円もの損失が出ています。
このようにモンテカルロ法を使っていれば、負けが続いても、資産が一気に底をつくことはありません。

むしろ、コツコツ取引をして行けば最終的には取り返せる仕組みとなっています。
3. モンテカルロ法を使うときの注意点
モンテカルロ法のデメリットといえば、ペイアウトが低いと利益が出しにくいという点があります。
例えば、一番上でご紹介した例をペイアウト1.8倍の取引でやってみました。
このように同じ方法にもかかわらず、利益がペイアウト2倍のときは6,000円、ペイアウト1.8倍のときは1,800円という大きな差が出ました。
このペイアウトが低いと利益が出しにくいという点が、モンテカルロ法する上で注意すべき点です。
またモンテカルロ法では途中マイナスが大きくなるので、最終的に勝ちにつながるまでは不安になる思います。
その精神的な面もしっかり保てるかが、モンテカルロ法を利用する上での重要な問題でもあります。
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4. 勝率を上げることが大事
こちらではモンテカルロ法についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
この方法を使えば、少ないリスクでコツコツ稼ぐことができます。
ただこのモンテカルロ法も、やっぱり取引で勝利することが大前提。
そのため、テクニカル分析や分析ツールを使って勝率を上げることが、モンテカルロ法で勝てる一番の近道ではないでしょうか!

当サイトでは、取引が無料で練習できるデモや、分析ツールなどを使った攻略法をご紹介しているので、そちらもぜひ参考にしてみて下さい。