

イギリスがEUからの離脱を国民投票で決めたのは2016年6月23日のこと。
しかし、あれから数年がたった今でもEUは離脱するのかしないのかというニュースをよく見かけます。
ただ、どうせもっと長引くとか、ヨーロッパのことだし関係ないなど思ってはいけません。
なぜなら、EU離脱のニュースはバイナリーオプションで稼げるチャンスだからです。
こちらでは、EU離脱とは何か?そして、EU離脱のニュースがどのように為替に影響を与えるか紹介したいと思います。
- この記事でわかること
- EU離脱とは何か
- EU離脱で影響を受ける相場
- 取引すべき通貨とポイント
1. EU離脱とは?まずは背景を知ろう
EU離脱とは、イギリスがEU(ヨーロッパ連合)からの離脱を決定したことで使用されるようになった用語です。

世界的には、ブリティッシュ・エグジット(英国の離脱)を略した「ブレグジット」と言われたりします。
EUとは、ヨーロッパで各国の貿易や人の移動を簡単にするために作った連合でイギリスは1973年に加盟しました。
しかし、そのEU加盟国だったイギリスは2016年6月23日に国民投票を行い、離脱が52%(残留が48%)で離脱を決定。
そして2019年3月29日に、正式なEU離脱を行うことになっています。
※ 2020年1月14日追記
長らく延期が続いていましたが、2020年1月31日に正式なEU離脱が決定しました。これからはEUとの関係をどのように結ぶかが焦点となっていきます。
1-1. イギリスがEU離脱を選んだ理由
イギリスは元々、EU諸国とは一定の距離を保ちたい考えている国でした。
それが、2004年以降に加盟した東ヨーロッパ諸国からの移民の増加により、さらにEUに対する不満がつのるようになります。
そして2009年、ユーロ(EUR)を通貨とするギリシャの巨額な財政赤字が発覚し、ギリシャを支援しなければいけなくなったイギリスはさらに不満を高めます。
その中で、EU離脱を目的とした政党が国民の支持を受け2016年にイギリスのEU離脱が決定しました。
イギリスEU離脱の経緯と理由
1973年、EUの前身EEC(欧州経済共同体)に加盟
2004年、東ヨーロッパ諸国からの移民の増加 → 不満
2009年、ギリシャの破綻によるEU危機 → 不満
2016年6月、国民投票によるEU離脱が決定
2020年2月、正式なEU離脱が行われる
2. EU離脱で影響を受ける相場
結論からいえば、イギリスの通貨であるポンド(GBP)が売られる傾向にあります。
まずイギリスはEU離脱を決めましたが、EUとのいろいろな取り決めがあるので、今はよりいい条件で離脱できるよう交渉を進めています。
しかし実際は、交渉が上手くいっていないこともあり、そのようなニュースが流れるたびに「イギリス大丈夫か!?」とポンド(GBP)が売られます。
またイギリスには多くの国際的な企業がありますが、EU離脱によってルールが変わるため、ビジネスがうまくいかないといった企業が出てきます。
すると、ビジネスの撤退 → 失業者が増える → 経済悪化 という不安がうまれ、ポンドが売られるといった傾向になるんです。
2-1. 合意なき離脱とは?
2019年に入っていよいよ離脱が近づくなか、最近は「合意なき離脱」という言葉を多く耳にするようになりました。
この合意なき離脱とは、EUとの取り決めがないままEUを離脱することをいいます。
合意なき離脱が起きると、EUとの貿易のルールが決まらないまま離脱することになるので、関税が復活。

また通関の手続きも必要になってくるので、国際間でやり取りをしている企業のルールが大きく変わってきます。
2019年1月16日には、スイス中央銀行の総裁が「合意なき離脱が起きると大きなショックが広がる恐れもある」と指摘するなど、合意なき離脱が相場に与える影響は大きいとされています。
※ 2020年1月14日追記
長らく延期が続いていましたが、2020年1月31日に正式なEU離脱が決定しました。これからはEUとの関係をどのように結ぶかが焦点となっていきます。
3. 取引すべき通貨とポイント
ではここからが本題。EU離脱でどのように稼ぐかをご紹介していきたいと思います。
まず取引すべき通貨はポンド(GBP)です。
そして日本経済やニュースの影響を受ける円(JPY)を取引するのが一番わかりやすいかなと思います。
GBP/JPYでLOWをねらおう
EU離脱を利用してバイナリーオプションをするなら、GBP/JPYでLOWをねらいましょう。
取引をするときのポイントは、EU離脱の話が進んだり、EU離脱の交渉がEUとうまくいっていないといった報道が出たときです。
こちらのチャートを見て下さい。
これは1月15日のGBP/JPYの30分足ですが、日本時間15時~翌朝の4時にかけて大きくGBPが売られています。
実はこの時間に、イギリスのEU離脱案が下院で否決された(= また離脱案を作らないといけないため、合意なき離脱に近づく)という報道があったため、GBPが売られたんです。
なのでこのようなEU離脱に悪いニュースが流れたら、迷わずGBP/JPYでLOWで取引をしてみましょう。(ペイアウトの高いスプレッドもおすすめ)
- GBPが売られるタイミング
- イギリスのEU離脱がすすむ
- EUとの交渉がうまくいっていない
- 合意なき離脱となりそうといった報道
- その他、貿易に関連する悪いニュース
またこれはEU離脱に関わらず、市場には調整機能といって、通貨が大きく動くと必ず反発するという流れがあります。
なのでチャートを見てGBPの売りトレンドが終わったと感じたら、今度は反対にHIGHで取引する方法もアリです。
USDもチェックしよう
世界為替でもっとも取引されているのが米ドル。
そのためEU離脱でポンドが売られるときは米ドルが買われる傾向も強いので、GBP/USDで取引するのもアリ。
ただし何か通貨が暴落したりするときは、やはり信頼度の高い円が買われる(円高)傾向にあるようです。
こちらは1月15日のポンドが暴落したチャートですが、GBP/USDが下落しているとき、USD/JPYも下落しています。

これはリスク回避で米ドルを売って円を買うという、円の強さがわかるチャートですね。(2016年の国民投票のときもそうでした。)
4. まとめ
こちらでは、EU離脱とは何か?そしてバイナリーオプションをする場合のねらい目などをご紹介しました。
ちなみに、どのバイナリーオプション業者で取引するかまだ決めていない方はハイローオーストラリアを使ってみて下さい。
スプレッドと呼ばれる取引方法はペイアウトが最大2.3倍、モバイルアプリも開発しているのでスマホでも簡単に取引ができます。
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