
皆さんはアメリカの感謝祭という日を知っていますか?
11月第4木曜日に催されるこの感謝祭は、アメリカではクリスマスと同じくらい大きなイベントです。
そして、その翌日にはブラックフライデーと呼ばれる年末商戦があり、この期間は為替が大きく動く時期でもあります。
こちらでは、そんな感謝祭やブラックフライデーの相場の動きと狙い目をご紹介と思います。
- この記事でわかること
- 感謝祭とブラックフライデーとは
- ブラックフライデーの影響
- 狙うべき攻略法と指標
1. 感謝祭とブラックフライデーとは
感謝祭(Thanksgiving Day)とは、11月第4木曜日で祝われるアメリカの休日です。
2020年の今年は11月26日(木)が、感謝祭となっています。
豊作を祝うことから始まったこの休日は、家族で集まって七面鳥やかぼちゃのパイを食べるといった、クリスマスと同じくらい大きなイベントです。
この日本でいう正月のようなこの休日がなぜバイナリーオプションで注目されるのかというと、この日の前後に相場が大きく動くから。
例えば、感謝祭の翌日にはブラックフライデーと呼ばれる年末商戦が開始する日があります。2020年は11月27日(金)がブラックフライデーです。
ブラックフライデーとは、感謝祭の翌日に行われる大型セール。金曜日に行われるこのセールによって黒字化する店が多いことからブラックフライデーと言われる。
日本では、11月19日~24日頃にブラックフライデーと称してセールをしたりしてますが、相場に関係があるのは27日なのでお間違えのないように!
このブラックフライデーは、小売店などが商品を破格で提供するという日で、50%オフで売り出される商品もあります。
中にはブラックフライデーだけでなく、その後数週間にわたってセールを続ける商店も。
そのためアメリカでは、この日買い物をする人が多く売上高がぐんと伸びるので、景気がよくなる = 為替や株式といった相場が変動するという重要な日なんです。
2. ブラックフライデーが為替に与える影響
続いては、感謝祭やブラックフライデーが相場に与える影響を見ていきましょう。
まず肝心のアメリカ市場ですが、感謝祭は祝日となりNY市場は休みとなります。
また翌日のブラックフライデーも相場が早めにクローズするので、多くの投資家がこの日の前日にポジションをクローズさせようとし、相場が大きく動くといわれています。
2018年と2019年の感謝祭前日と週明け月曜の相場を見てみましょう。
こちらはUSD/JPYのチャートですが、相場が大きく動いているのがわかると思います。
POINT
感謝祭からお休みモードにあるため、前日にポジションを閉める動きがあり、週明け月曜日も為替が動く傾向がある。
2-1. 消費系の経済指標もチェック
ブラックフライデーは1年で最も買い物が行われ、売上高が伸びる期間といわれています。
そのため、小売売上高や個人支出といった経済指標が伸びる日でもあります。
そしてこれらの指標が伸びるということは、景気が良いと判断される材料となるのでドル買が行われます。
一方、本来伸びるはずの売上や消費が伸びないと、景気が悪いと判断される可能性もあります。
こちらは2019年のUSD/JPYチャートですが、小売売上高が発表された12月13日を境に少し上昇した日もありましたが、全体的に右下がりに大きく下落しています。
これは発表された数値(売上)が昨年よりも大きく下回っていたため、消費が減った = 景気があまりよくないと判断されドルが売られ始めたんです。
このように、ブラックフライデーの経済効果によって相場に大きな影響が出てくるので、これらの指標は要チェックですよ。
- POINT
- 小売売上高や個人支出といった数値が良い → USD/JPYでHIGH
- 小売売上高や個人支出といった数値が悪い → USD/JPYでLOW
2-2. 忘れてはいけないサイバーマンデー
ブラックフライデーは1年の中で最も大きな商戦として有名ですが、それと同じくサイバーマンデーという注目を浴びているイベントがあります。
サイバーマンデーとは、感謝祭翌週の月曜日を呼び、オンラインショップで大々的なセールが行われる日です。
実店舗での売上が伸びるブラックフライデーに対し、サイバーマンデーでは、オンラインストアを運営している企業の売上が大きく伸びます。
サイバーマンデーの売上の伸びといった情報も為替や株式に大きな影響を与えるので、あわせてチェックしておきましょう。
3. 11月4週目から狙うべき攻略法と指標!
最後にこの期間におけるバイナリーオプションの狙い目をご紹介したいと思います。
具体的には、感謝祭前日に取引をする方法と経済指標を見て取引をする方法の2つです。
3-1. 前日のポジション仕舞いを狙う
まずは感謝祭前日の25日(水)のポジション仕舞いを狙うというもの。
201年の去年はそれほど大きな値動きはありませんでしたが、前日は売り買いが大きく値動きしやすい日でした。
その動きに沿ってスプレッド取引などで大きく狙ってみましょう。
POINT
感謝祭前日は相場が大きく動くので、25日(水)の動きに沿ってエントリー
3-2. 消費系の経済指標を見て取引
2つ目はブラックフライデーやサイバーマンデーといった企業の売上高を見て取引をするというもの。
このときチェックすべきは、上でもご紹介した小売売上高や個人支出といった消費関係する経済指標を見ることです。
発表時間
小売売上高:2019年12月16日(金)22:30
個人支出:2019年12月23日(水)22:30
ただし指標が良くても価格が落ちるときがあります。
例えばこちらは2018年の小売売上高ですが、前回値の0.2% → 0.8%と上昇しました。
にもかかわらず、発表直後は価格は大きく下落させています。
その後価格は上昇しましたが、このように指標と反対の動きをするときもあるので、経済指標を見て取引する場合はじっくり値動きや流れを見てから取引するようにしましょう。
POINT
小売売上高、個人支出といった経済指標を見てエントリー
4. まとめ
感謝祭やブラックフライデーといったホリデーシーズンの相場についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
最後にもう一度こちらでご紹介したポイントをおさらいしてみましょう。
- POINT
- 感謝祭とは、家族で集まるアメリカの祝日
- ブラックフライデーとは、国全体で行われる大々的セール日で、1年で最も売上が伸びる日
- サイバーマンデーという、オンライン商品のセール日が翌週月曜にある
- 感謝祭は祝日で相場はお休みモードに突入する → 前日のポジション仕舞いをねらう
- ブラックフライデーは、一年で最も売上が伸びる → 小売売上高や個人消費の数値をみてエントリー
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