前回の「トーシロのバイナリー攻略」では、バイナリーオプションの取引ルールのうちワンタッチオプションを確認しました。今回の記事では、海外バイナリーオプションの中では新しい取引ルールとなる「ラダーオプション」について確認していきます。
ラダーオプション取引は、いったいどのような取引ルールとなっているのでしょうか?気になる疑問点はトーシロ(素人)状態であるうちに解決していきましょう。
ラダーオプション以外の取引ルールやその他の基礎知識に関しては、トーシロ(素人)の海外バイナリーオプション攻略で記事をまとめているので参考にしてください。
ラダーオプションの”ラダー”とは?
初めに「ラダー」という単語の意味を知っておくと、ラダーオプションの取引ルールを容易にイメージできるようになります。
まず、ラダーを英和辞書で調べた場合、ラダーは英語で「ladder(ラダー)」と表記し、日本語で言うところの「ハシゴ」を意味しています。もちろん、ここで言う「ハシゴ」は高いところに登るためのものをイメージしてください。
それでは、「ハシゴ」のイメージができたところで、ラダーオプションの取引ルールについて確認することにしましょう。
ラダーオプションの取引ルールを確認する!
さて、ここからラダーオプションの取引ルールについて確認していきましょう!バイナリーオプションのラダーオプション取引は国内でも提供されていますが、この記事では海外バイナリーオプション業者が提供するラダーオプションの取引ルールについてを確認していきます。
ラダーオプションの取引ルールは、少し複雑です。基本的にはハイローオプション取引ルールと同様に、相場の推移する方向を予想します。しかし、ラダーオプションでは「既定の価格以上(以下)になるかどうか」の予想を行います。ハイローオプションでは、単純にオプション購入時の価格から最終的に「ハイ(高い)」か「ロー(低い)」を選択します。しかし、ラダーオプションでは「既定価格以上」あるいは「既定価格以下」の2択から予想を行います。
予想方法 | 既定価格以上 | 既定価格以下 |
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役割 | 一定時間後までに、既定価格以上になる事を予想 | 一定時間後までに、既定価格以下になる事を予想 |
ラダーオプションで投資対象になる既定価格は複数設定されています。既定価格をすでに上回っている場合に既定価格以上を選択しても、ペイアウト率は低くなってしまいます。既定価格以下であっても同様です。また、相場価格より離れた場所で確実に既定価格以上(以下)になるようにした場合のペイアウト率は0%となっています。
ラダーオプションを提供している業者によって、既定価格の設定数や購入方法が異なります。特に、購入方法に関しては「購入額を選択するもの」と「購入口数単価が設定され、投資方向の倍率により購入額が変動するもの」の2通りがあります。
ハイローオプションよりは取引ルールが複雑かもしれませんが、相場予想がしやすい状況下でラダーオプションの選択を行うことも考えられます。